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walkingmask’s development log

IT系の情報などを適当に書いていきます

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Macのlaunchdで自動バックアップ

来る研究活動に備えて、先生方が口を酸っぱくしてい言っていた「バックアップは最低3箇所に」を実現すべく、Maclaunchdを使って自動で3つのクラウドストレージに30分おきにバックアップを取るスクリプトと設定を作りました。

クラウドの準備

まずは、バックアップ先となるクラウドストレーじを準備します。必要となるのは、ローカルに同期用のディレクトリが作成されるクラウドストレージサービス。そこで、今回は

を使用しました。それぞれサインインして必要であればアプリをインストールして起動し、ローカルに同期ディレクトリがある状態にします。

ローカルでの準備

今回は、「作業中の大事なファイル」で「30分おきにバックアップを取る」ということで、ホームディレクトリ以下にWorkspaceというディレクトリを作り、そこにあるファイルのみをバックアップ対象としています。

f:id:walkingmask:20160920093708p:plain

これでディレクトリ構成は完成しました。

同期スクリプトの準備

次に、同期用のスクリプトを作成します。同期対象となるディレクトリを同期先のディレクトリに全く同じ状態で同期するために、rsyncコマンドを使用し、オプションに--deleteを用います。

rsync -a --delete --exclude=".DS_Store" $HOME/Workspace/ $HOME/Dropbox/Workspace

これを3箇所に対して行うので

syncwork.sh

#!/usr/bin/env bash
set -eu

if [ -d "$HOME/Workspace" ]; then
  :
else
  echo "error. there is no Workspace." 1>&2
  exit 1
fi

rsync -a --delete --exclude=".DS_Store" $HOME/Workspace/ $HOME/Dropbox/Workspace
rsync -a --delete --exclude=".DS_Store" $HOME/Workspace/ $HOME/GoogleDrive/Workspace
rsync -a --delete --exclude=".DS_Store" $HOME/Workspace/ HOME/Library/Mobile\ Documents/com~apple~CloudDocs/Workspace

exit 0

これに、echoなどでlog用の出力などを適当に加えれば良いはずです。

launchdへ登録

方法は、
furudate.hatenablog.com

あたりを参考にさせてもらいました。

launchdにスクリプトを自動で実行してもらうには

1. plistの作成
2. launchctlの実行

を行う必要があります。今回、plistは次のように作りました。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE plist PUBLIC "-//Apple//DTD PLIST 1.0//EN" "http://www.apple.com/DTDs/PropertyList-1.0.dtd">
<plist version="1.0">
<dict>
    <key>Label</key>
    <string>syncwork</string>
    <key>ProgramArguments</key>
    <array>
        <string>/bin/bash</string>
        <string>/Users/USER/Library/LaunchAgents/synwork.sh</string>
    </array>
    <key>StartInterval</key>
    <integer>1800</integer>
    <key>StandardOutPath</key>
    <string>/Users/USER/PATHTO/synwork.log</string>
    <key>StandardErrorPath</key>
    <string>/Users/USER/PATHTO/synworkerr.log</string>
</dict>
</plist>

plistの記述には変数は使えなので、USERとPATHTOは適当に書き換えます。あとは、launchdに登録するために、これを~/Library/LaunchAgents/syncwork.plistに保存し、ターミナルで

launchctl load ~/Library/LaunchAgents/syncwork.plist

を実行します。

launchctl list | grep syncwork

を実行して名前があれば成功してるはずです。テストのために、最初はStartIntervalの下の1800をもっと短いスパンにするといいかもしれません。

注意点

これで、ローカルの同期ディレクトリとWorkspaceは同期するようになったはずです。しかし、クラウド上のストレージと同期させておくにはそれぞれのアプリが起動している必要があるため、普段からDropboxなどを使用していて同期を切っている場合は注意が必要です。

また、今回のスクリプトはWorkspace以下のすべてのファイルを同期するため、サイズの大きいファイルなどがあると同期に時間がかかる上にリモートストレージを圧迫するかもしれないので、スクリプトで同期するファイルサイズでフィルタリングできたらいいと思います。

まとめ

今回は自動バックアップでしたが、launchdへスクリプトを登録するのは驚くほど簡単なのにとても便利で応用も広いので、日々の定期タスクなどを登録すると幸せになれると思います。私は、この他にbrewのアップデートやインストール済みのアプリのリストなどをやってもらってます。

以上で、簡単ですがlaunchdで自動定期バックアップを実現する方法でした。